セカンドマネーを作りなさい

おはようございます。
区分ワンルームぼちぼち大家です。

セカンドマネーを作りなさい
瀧本憲治さん

読んでみました。

瀧本さんは経営者としての事業の考え方が非常にしっかりしている感じがします。
師匠にしたいです。
ただ、資産を増やすテクニックをこの本に求めると違うかも・・。
考え方の本です。

書評見ると、テクニック本かと思って買った人からは、低評価です。
テクニック本なら、
不動産や投資で
・どうやって差別化するの?
・王道は?
とかの回答を、買った人は求める。

瀧本さんのは、考え方。

瀧本さんがいっているわけではないですが、この本読んで、私がイメージしたのは、日本人は、後進国の人たちと同じ仕事していても、先進国だからいい給与がもらえるわけではないのでお金を使って、額に汗するだけでなく、”頭にも汗しない”と勝てない。


また、もう一つ、この方の所属される会社での話。
銀行でかりるのなく、社債で資金を集める。
同じ借りてるだけじゃんと思いきや、

社債なら利子だけ返せばいい(償還時に元金を返す)。そうですね。
そういえば、頭でわかっていたけど、自分がそれをやっているわけではないので
感覚としてわかっていなかった。
(そういえば、サブプライムローンもこんな感じでしたね)

ので、事業を大きく、また、社債の償還時に同額またはさらに倍の金額を集めて結果事業を大きくした話だって、事業がうまくいっていたら、永久に元金返さなくていい感じですから。

バブル時に他の企業が銀行からもともとのローンの返済ルールを超えて貸しはがされたのと大きな違いですね。

あと、ある事業を冷静に分析して、(単に毛嫌いするのではなく、節度ある投資)自身の会社の強みを生かしつつ、事業拡大に結び付けたことなど
(ある事業は本で確認ください)
少し視野が広がりました。

あと、気になったのは、タイトル。

セカンドマネーを創りなさい! :勝負しないで勝率99%! 利回り8%のインカムゲイン投資法とかではなく、勝負しないで勝率99%! 利回り8%、○年で○億円。そのマインドとかにしたほうが・・・。

このタイトルだと、少し手に取ってもらう確率が下がる感じがします。
もったいないかな。