裁量労働制は裁量権があるときだけうまくいく

おはようございます。
ぼちぼち大家です。

昨日の続き、裁量労働制について、子会社の部長もしていたこともあった中でその後親会社の課長になって感じたこと。

裁量権、部長の時は予算達成とコンプライアンスを守っていれば、いろいろな手が打てた時期は納得性がありました。投入時間と評価のバランスがよかった。
この状態なら、私も、私の部下にもいい感じで裁量労働制が運用できます。

組織移動して課長待遇になったとき(別に降格でなくて大きな組織に異動になった)過干渉してくる上司(部長)と仕事していた時は、極度に裁量権がなくなり、裁量労働制で評価されるのが意味ないじゃんといった時期ありました。

だって、その上司(だけ)が業務理解するための勉強会、上司の自己満足の為の無駄な会議出席、上司にしか使わない資料作成などなど、一日の半分以上が無駄な時間でした。

会社としてそこそこ裁量労働制が機能していても、変な上司が居れば、外れを引いた部下は、裁量労働がゆえに大きなダメージを受けてしまいます。法案見送りになってよかったと思います。

裁量労働制っていうけど、日本の企業なんで、裁量権が限られる職階などに裁量両労働制なんていって、業務整理もされずそれほど万全な体制もとれておらず、それこそ営業状況や他のメンバーの穴埋めなどに、1週間ごとにころころ仕事の内容が微調整されるのに、キチンと裁量労働が管理も評価もできるのかな?と思います。

という私も変な上司が上につくまでは裁量労働制肯定派だったんですが・・・。